ストロングゼロの破壊力を知ったなり
昨日の夜、蒸し暑い外で男二人お酒を飲みながら語っていた。
その日の昼に日焼けした膝小僧を撫でながらお酒を体に流し込む。
前にも書いたように僕はお酒が全く飲めない。
いつも一杯のお酒で全身が赤く染まり、視界がぼんやりしだす。そして吐き気に襲われる。吐いた後は全身が青白くなり睡魔が僕の体を包み込む。
赤く染まったり青くなったりするので友達からリトマス紙男と呼ばれている。(嘘)
昨日はストロングゼロと呼ばれるアルコール9%の殺人酒を飲んだ。
いつもは3%一缶で限界がくるので、これ飲んだら三缶達成じゃんと意味不明な理論が浮かんでしまったのだ。
最初の一口で分かった。
これは流し込まないと飲めないやつだと。
分かったなら答えは一択だ。
そう思ったと同時にいつも飲んでるコーラのように流し込んだ。
しかし。
何も起こらない。
そうか。
僕はお酒が強くなったのか。
そして友達と別れて家に向かって歩いた。
やっとだ。
やっと、いつも僕に飲ませてくる友達に対抗できる。
いつかその友達を飲みで打ち破り、後世に渡ってこう言い継がれる筈だ。
リトマス紙の乱と。
そんなくだらない妄想をしながら歩いていると。
急に僕の視界がぐるんぐるんと回り出した。
メリーゴーランドに乗っている感覚と言ったら分かるだろうか。
そう、アルコールが全身に回ったのだ。
奴らは一気に体内に侵入した後、ゆっくりと時間をかけて体を駆け巡り、僕の可愛い可愛い脳細胞達を破壊していたのだ。
まともにまっすぐ歩けなくなった。
これはやばいと思い、近くにある公園のベンチに寝転んだ。
心臓は突き破る勢いで上下運動していた。
まるで初恋だ。
その後、何故か息切れを起こしてしばらく動けなくなった。
寝転んで10分くらいでようやく落ち着き、足に猛烈な痒みが走った。
蚊に五箇所ほど刺されていた。
虫はアルコールに弱いとNNKの番組でやっていたのを思い出して腹が立ちながら頑張って家に帰った。
そのまま、今日の昼まで死体のように寝ていた。
皆様もストロングゼロには気をつけてほしい。
あれはぶっ飛ぶぜ?アルコール弱者はやめときな。
本当にお酒に強い人か、どうしてもメリーゴーランドに乗りたいと思う方以外は飲まないのをオススメする。。
イジョ〜〜カイサ〜〜ン