おいらの毎日

上京したイキり大学生の毎日を描いたドキュメンタリー

記憶にございません。

12月の半ばに差し掛かり、僕にとって辛いシーズンになった。

 

そう。忘年会シーズンだ。

 

アルコールをこの世から消すためなら昔から集めていた服、スニーカー、リング全てを犠牲に出来るとまで思っている。

 

そんな僕が大学の忘年会へ。

 

案の定、記憶が飛んだ。

魚民のカラオケ付き個室でプリキュアを歌ったのは覚えている。

 

そこからどう帰ったのかが分からない。

まぁそんなことはどうでもいい。

帰れていることには変わりがない。

 

ただ驚いたことが1つ。

財布に記憶のないレシートがあったのだ。

 

メルカリで2千円の物を購入している。

 

恐る恐るアプリを開いてみた。

 

たまごっちを購入していた。

 

何故だろう。何故なんだろう。

 

絶対にいらない。

 

人は何故生きているのか。

 

これと同じくらい分からない。

 

僕のメルカリのいいねの欄はたまごっちだらけになっていた。

 

そして僕は数件コメントをしていた。

 

「値下げ可能ですか?」

 

どれだけベロベロでも値下げ交渉はしっかりしていた。

 

何故だか悲しくなった。

 

深夜にたまごっちを買うために値下げ交渉している20歳がいるんだ。

 

自分のことだが客観視してしまう。

 

たがそんな考え方は良くない。

 

これは何かシラフの僕に対するメッセージなのかもしれない。

 

僕は考えた。

そして一つの結果にたどり着いた。

 

メルカリということはみんなが一度持っていて手放した物。

 

たまごっちというのはキャラを自分が世話をし大きく育てるゲーム。

 

つまりメルカリにあるたまごっち達は一度誰かに育てられている。

 

いわゆる捨て子なのだ。

 

その捨て子を正義感の塊である僕が見るとどう行動するか。

 

答えはもう分かっている。

 

気持ちがいい答えだ。

そう納得して購入したページをざっと見返してみる。

 

 

 

新品未使用

 

という言葉が見えた。

 

あまり勉強していなかったのでこの言葉の意味は分からない。

 

そしてこれからも分からないでいいと思っている。

 

 

 

次週!たまごっち観測ブログ開設!

 

 

 

 

以上。解散。