おいらの毎日

上京したイキり大学生の毎日を描いたドキュメンタリー

都会の威圧感

地元から帰ってきて改めて感じたことがある。

 

それは"都会の威圧感"だ。

特に新宿である。

 

あのドミノ感覚で作られた高層ビル達。

完全に田舎者を見下している。

 

「おいどうや?これが東京じゃ!見たことないやろうこんなビル」

 

と言っているかのようなあの風貌。

 

なぜビルが方言で話しているのかというと、作った作業員が必ずしも東京の人ではないからだ。

 

東京の人口の50%が地方から上京してきた人達なのだ。

 

だから東京の偉そうに立っているビル。確実に1人は地方の人が建設に関わっている。

 

その時点で僕は認めない。断じてあの圧に屈しない。千葉出身の人に東京自慢されるのと同じだ。

 

これから東京旅行にくる地方の人達に1つお願いしたい事がある。

 

新宿を観光している時にあのイキったビル達を見上げたり写真を撮るのはやめてほしい。

 

それで奴らは調子に乗り自分達を大きく見せようとしてくるのだ。

 

クラスに1人はいた気の弱くて何も面白くないけど背だけ高いひょろひょろな子と同じなのだ。

 

背だけ高いひょろひょろな子でもみんながポカーンと見上げると。

 

「俺、実は強いんちゃうか?みんなよりすごいんちゃうか?」と勘違いしてしまうのだ。

 

時には、背も高くイケメンでスポーツの才能もある東京タワーくんやスカイツリーくんも存在する。

 

その子らはスーパースターなので写真を撮ったり、ポカーンと見上げたりするのは仕方がないだろう。

 

あくまでも新宿のビルは一般人だ。

いや一般ビルだ。

 

これ以上、調子に乗らないように皆さん気をつけて頂きたい。

 

 

 

 

以上だ。解散。