おいらの毎日

上京したイキり大学生の毎日を描いたドキュメンタリー

大学友人事件簿2

こんにちは!!!

シリーズ化しようという魂胆がバレバレですが、昨日に引き続き大学の友人の謎行動を紹介?していきます!!

 

第二話     「牛丼屋早退事件」 奇人度★★ 

とある日の夕方、授業を終えた僕と友人Aは空腹に襲われていた、、

すると友人Aが口を開いた

 

友人「バイトまで時間あるし飯でも食ってく?」

 

僕「お!いいね!行こ行こ〜!」

 

そして学校の近くの牛丼屋に二人で向かった、、

友人はよく行くらしく食べるものも決まっていたので迷わず券売機に向かいポチポチしていた。

僕は、初見で、何を食べようか迷いながらメニュー眺めていた。

 

ようやく決まり中へ、、

 

先に入った友人が席をとっていてくれて座った。

すると水が二つ並べてあり、僕の分も汲んでくれたのか〜とその水を取ろうとすると、、

 

友人「あ、水汲んできたらー?入口付近にあるよー」

 

僕は水を取ろうとした手をすかさず上にあげ、誤魔化しながら定員さんを呼んで食券を渡した。

 

「僕は、人の水に手を出そうとしたのか。。」

という謎の劣等感に襲われながら自分の水を汲みに行った。

 

彼は少し早めに店の中に入って食券を渡していたので、当然先に牛丼が来た。

 

しかし、、

僕の牛丼が来るまで食べるのを待ってくれていたのだ!!

気が遣えるタイプではない彼が待ってくれた!!

すごいことだ!!!

 

僕は心から歓喜した。

 

見た目が怖く、腕バッキバキの黒人に優しく

「これ落としましたよー?」

と言われるくらい嬉しいと言えば伝わるだろうか。

 

これがギャップ萌えかと感心しながら

僕「全然!先食べていいよ!」

と彼に笑顔で言った。

そして彼は牛丼を食べ始めた。

しばらくして僕の牛丼も到着し、彼と最近の話をしながら楽しく食べていた。

 

がしかし・・・

 

友人が食べ終わり、待たせるのも悪いと思い、急いで牛丼を流しこもうとしたその時、、、

 

友人「じゃ!バイトあるし帰るわ!!」

 

 

え??

 

どゆこと??

 

友人は席を立ち、店から消えていった。

僕はあっけにとられ、、

 

「頑張ってねぇ〜」

 

と誰もいない自動ドアに向かって言い放っていた。

当然、自動ドアからの返答はない。

 

店の中に取り残され残りの牛丼を食べながら頭の中を整理した。そして一つの結論にたどり着いた。

 

「僕が食べるのが遅すぎたんだ!!!」

「こりゃ申し訳ないことをしてしまった!!!」

 

と自分に言い聞かせ店を後にしようとした時、、

友人が飲んでいた水二つに目がいった。

そのコップ一つに溢れんばかりの水が入っていた、、

 

 

「いや飲まんのんかい!!!!」

 

小声で発せられたそのツッコミは店の中に響いていた気がする。。。

 

バイトまで時間があるのではなかったのか、

何故水を二つ汲んだのか、

逆に何故僕の牛丼を待ってくれていたのか、

謎は深まるばかりだった。。

 

 

 

以上。。解散。。